強い突きを科学的に出すには??

雪が降ったりして寒いですが、みなさん練習してますか?

これから気温の寒暖が激しい感じなので体調には気をつけて頑張りましょうね。

 

さて、今回、強い突きについて考えてみたいと思います。

誰もが、憧れる・・・別に誰もが憧れないか^_^;)・・・

えー一部の空手などやってる人なんかが憧れる、強い突きはどうしたら産まれるか?ちょっと持論を展開してみます。

「突き」の威力を物理で考えると・・・運動エネルギーです。

 

物理学でエネルギーをためた状態「仕事」は 

 

仕事=質量×加速度

 

また運動している物体がもつエネルギーは 

 

運動エネルギ=1/2×質量×速度×速度

 

であらわされます。

質量とは単純に重さのことだとすると

 

難しいことは抜きにして、「簡単に重い物が速く動く」とパワー威力があると言うことになります。軽自動車の衝突と、トラックの衝突。速度が同じならトラックの衝突の方が

エネルギーが大きい。

 

さて、それを突きの威力に当てはめると。まず、質量・・つまり体重を増やせばパワーは単純に増すことが分かります。またスピードを上げれば威力パワーは増します。

が、しかし、物理の仕事の式を変形してみると、

加速度=仕事/質量

 

このことから重い物が動くには大きな仕事(エネルギーをためる)が必要となります。

簡単に言うと重い物は、なかなか動けない、重い物を動かすには力が必要・・・と言うことになります。まあ当たり前のことですね。

 

それを人間の突きにに当てはめてみると、人間の動きが筋肉の活動だとすると

ブクブク太ってもだめで、突きに必要な筋肉を付けて体重を増やさなければならない・・・

と言うことになります。うーん。当たり前過ぎて、なんてことはないですね 。

 

さてここからが核心になるわけですが、ではどこの筋肉を鍛えればよいのか?

 

それは「全身をバランスよく」だよ・・・と、それは当然ですが、これでは身も蓋もないですね。

 

プロフェッショナルでもない、一般の人は仕事や勉強におわれ、なかなか時間がとれない。なので、少ない時間の中で効率よく鍛えないと成果が上げられません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スピードは下半身から
スピードは下半身から
当たる部分の質量(重さ)は前腕部分(肘から手首まで)の重さと拳
当たる部分の質量(重さ)は前腕部分(肘から手首まで)の重さと拳
著名な打撃系格闘家。やはり前腕のトレーニングを重視していた。
著名な打撃系格闘家。やはり前腕のトレーニングを重視していた。

  

そこで。。。

運動エネルギー=1/2×質量×速度の二乗・・・この式から

突きのパワーを増すには、実際当たる部分、つまり肘から先を鍛えると良い、と思われます。

拳はほとんどが骨なので、成長期でない限りは、重くするのは難しと考えられます。

すると、あとは肘から手関節までの部分・・・つまり前腕部分を鍛えるとよいと考えます。

さて、突きの威力にはその他、圧力(パスカル)や、パワーの持続時間、力積などが関連あります、また、体重をいかに突きに乗せるかという、技術の問題ももちろんありますが、今回はその辺は流して・・・

 

突きの威力パワーを増すには、前腕の筋肉・・・おもに握力に代表される前腕の部分の筋肉を鍛え、腕先の重さを増し、スピードは下半身から連動させると考えられるので足腰を鍛える・・・。

 

つまり握力を鍛え、腕先を重くして質量を増し、スピードは足腰の鍛錬・・・具体的にはランニング、ダッシュ等を行う、ということになると思います。

 

それぞれの鍛え方はまた次の機会に譲るとして、最低、時間があるときはランニンをし家の中ではテレビでも見ながら握力の力を増すと言うのが時間がない現代人の突きのパワーを増す効率的なトレーニングだ思われます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


コメントをお書きください

コメント: 2

What's New

コードを入力してください。:

メモ: * は入力必須項目です